LINE公式アカウントは、企業や店舗が友だちへ情報を届けたり、チャットで問い合わせに対応したりできるビジネス向けアカウントです。無料で開設でき、PCのWeb版管理画面とスマートフォンの管理アプリから運用できます。
ただし、2025年6月25日以降は新規開設時にビジネスマネージャー組織との接続が必須になりました。以前の記事や動画と現在の画面が違い、途中で迷う方も少なくありません。
この記事では、LINE公式アカウントをPC・スマートフォンから作る手順、2026年10月時点の料金、開設後に最初に行う設定を順番に解説します。
2026年10月5日にLINEヤフー公式の開設マニュアルと料金ページを確認。画面名や料金は変更される場合があるため、申込み前に公式ページもご確認ください。
LINE公式アカウントとは

LINE公式アカウントでは、一斉配信、絞り込み配信、チャット、あいさつメッセージ、応答メッセージ、クーポン、ショップカードなどを利用できます。料金プランによって基本機能に差はなく、主な違いは無料で配信できるメッセージ数と追加配信の可否です。
個人が家族や知人と使うLINEアカウントとは別に、事業名や店舗名で開設します。管理者を追加すれば、複数人で運用することもできます。
作成前に用意するもの
- 登録に使うLINEアカウント、またはメールアドレス
- SMSまたは電話認証を受けられる電話番号
- アカウント名、業種、事業者名などの基本情報
- 接続するビジネスマネージャー組織
- プロフィール画像に使うロゴや写真
ビジネスマネージャー組織がない場合は、開設途中で新しく作成できます。すでに組織がある場合は、誤って別組織を作らず、管理者に接続先を確認しておきましょう。
PCでLINE公式アカウントを作る方法
- LINEヤフー公式の開設ページを開き、「LINE公式アカウントをはじめる」を選びます。
- ビジネスIDのログイン画面で「LINEアカウントで登録」または「メールアドレスで登録」を選びます。
- メールアドレスで登録する場合は、届いたメールのリンクを開き、名前とパスワードを設定します。
- 必要に応じてSMSまたは電話による本人確認を行います。
- アカウント名、会社・事業者名、業種などの必須項目を入力します。
- 接続するビジネスマネージャー組織を作成または選択します。
- 利用規約を確認して入力内容を確定し、アカウントを作成します。
- LINE Official Account Managerへログインできれば開設完了です。
個人のLINEと仕事用のログイン情報を分けたい場合は、メールアドレスでビジネスIDを作成する方法があります。社内運用では、退職や担当変更に備えて、1人だけに管理権限を集中させないことも大切です。
スマートフォンでLINE公式アカウントを作る方法
- App StoreまたはGoogle Playから「LINE公式アカウント」管理アプリをインストールします。
- アプリを起動し、「ログイン・新規登録」を選びます。
- LINEアカウントまたはメールアドレスでビジネスIDへログインします。
- メールアドレスで新規登録する場合は、案内に沿ってSMSまたは電話認証を行います。
- アカウント作成に必要な情報を入力します。
- ビジネスマネージャー組織を作成または選択します。
- 入力内容と利用規約を確認し、「アカウントを作成」を選びます。
- 管理画面へログインできることを確認します。
スマートフォンでも開設できますが、入力項目や組織を確認しやすいPCでの作成が公式マニュアルでも案内されています。日常の返信や簡単な確認は管理アプリ、詳細な設定はPCと使い分けると運用しやすくなります。
2026年10月時点の料金プラン
| プラン | 月額固定費 | 無料メッセージ | 追加メッセージ |
|---|---|---|---|
| コミュニケーションプラン | 0円 | 200通 | 不可 |
| ライトプラン | 5,000円(税別) | 5,000通 | 不可 |
| スタンダードプラン | 15,000円(税別) | 30,000通 | 可能(配信数により約3円以下/通・税別) |
開設時はコミュニケーションプランが設定されます。ライトプランやスタンダードプランを使う場合は、開設後にプラン変更が必要です。スタンダードプランの追加メッセージ料金は配信数によって変わり、2026年10月1日に改定されています。
メッセージ通数は「配信した回数 × 送った友だち数」で数えます。一方、LINEチャットの送受信、応答メッセージ、あいさつメッセージなどは課金対象のメッセージ数に含まれません。詳しくはLINE公式アカウント料金プラン比較をご覧ください。
開設後に最初に設定すること
1. ビジネスプロフィールを整える
プロフィール画像、背景画像、紹介文、営業時間、Webサイト、住所、行動ボタンを設定します。保存と公開が分かれているパーツがあるため、実際のLINEアプリから表示を確認してください。詳しい手順はLINE公式アカウントのビジネスプロフィール設定で解説しています。
2. あいさつメッセージを設定する
友だち追加直後に、誰のアカウントか、何が届くか、次に何をすればよいかを伝えます。文章を長く詰め込まず、最初の行で登録メリットが分かる構成にします。例文はLINE公式アカウントのあいさつメッセージ例文を参考にしてください。
3. 友だち追加用のURLとQRコードを確認する
店頭、Webサイト、SNS、名刺など、案内する場所に合わせてURLやQRコードを用意します。確認方法はLINE公式アカウントのQRコード確認方法で説明しています。
4. 管理者と権限を確認する
共同で運用する場合は、各担当者を正式に追加し、必要な範囲だけ権限を付与します。個人のログイン情報を複数人で共有する運用は避けましょう。
5. テスト配信する
自分や社内担当者を友だち追加し、あいさつメッセージ、リンク、画像、ボタンが正しく動くか確認します。本配信の前に、スマートフォン上の改行とリンク先まで確認します。
無料プランから始めるときの考え方
友だち数が少ない初期は、コミュニケーションプランで配信内容と反応を確かめられます。無料通数を超えそうになってから慌てないよう、次の式で月間通数の目安を出しておきましょう。
月間通数の目安 = 配信対象の友だち数 × 月の配信回数
たとえば、配信対象50人へ月4回送ると200通です。友だち数だけでなく、配信頻度も合わせてプランを選びます。チャット中心の運用と一斉配信中心の運用では、必要なプランが変わります。
よくある質問
LINE公式アカウントの開設に費用はかかりますか?
初期費用はかかりません。コミュニケーションプランは月額0円で、月200通まで無料メッセージを配信できます。
個人のLINEアカウントは必要ですか?
LINEアカウントで登録する方法と、メールアドレスでビジネスIDを作る方法があります。運用体制に合うログイン方法を選んでください。
ビジネスマネージャー組織は必ず必要ですか?
2025年6月25日以降、新規開設時の接続は必須です。組織がない場合は開設途中で作成し、すでにある場合は既存組織を選択します。
作成後すぐに検索へ表示されますか?
認証状態や公開設定によって利用できる表示項目が異なります。準備中に意図せず見つからないよう、公開前にプロフィールと検索表示の設定を確認してください。
まとめ
LINE公式アカウントはPCとスマートフォンのどちらからでも無料で開設できます。現在は、アカウント情報の入力に加えてビジネスマネージャー組織との接続が必要です。
開設後は、ビジネスプロフィール、あいさつメッセージ、友だち追加導線、権限、テスト配信の順に整えます。配信を始めた後の運用全体は、LINE公式アカウント運用完全ガイドで確認できます。

