LINE公式アカウントの配信頻度は、多すぎるとブロックにつながり、少なすぎると忘れられてしまいます。では、週に何回くらいが適切なのでしょうか。

先に結論です。
迷ったら、まずは週1回から始めましょう。ただし、全員へ同じ内容を送り続けるのではなく、興味や行動に合わせて配信を分け、毎月の開封率・クリック率・ブロック率を見ながら調整することが大切です。

配信頻度とあわせて「誰に送るか」を整理する場合は、LINE公式アカウントのセグメント配信とは?一斉配信との違い・分け方・設定例も確認してください。

2026年調査から見るLINE配信の頻度

LINE公式アカウントの配信頻度を考える様子

LステップがLINEユーザー1,000人を対象に実施した「LINE公式アカウントの利用実態調査2026」では、適切だと感じる配信頻度は「週1回程度」が最多でした。

  • 確認しやすい時間帯は「20時〜21時」が最多
  • 約70%がLINE公式アカウントをブロックした経験あり
  • 主な理由は「不要な情報が多い」「配信頻度が高い」
  • 約3人に2人が、配信をきっかけに予約・来店・購入などの行動経験あり

つまり、配信そのものが嫌われているわけではありません。読者にとって必要な内容を、受け取りやすい頻度で届けられるかが重要です。

参考:Lステップ「LINE公式アカウントの利用実態調査2026」

配信頻度は「週1回」を基準に状況別で変える

週1回は、あくまで最初の基準です。目的や読者の状態によって、適切な回数は変わります。

状況最初の目安見直す数字
通常のお役立ち配信週1回開封・クリック・ブロック
キャンペーン期間必要な節目だけ追加クリック・申込・解除
登録直後の案内ステップ配信各通のクリック・離脱
反応が落ちた層一斉配信を減らす最終反応日・興味タグ

通常のお役立ち配信は週1回から

役立つ情報、事例、よくある質問などは、まず週1回で十分です。毎週同じ曜日・時間に届けると、読者にも「この時間に届く」と覚えてもらいやすくなります。

キャンペーン時は必要な節目だけ増やす

セミナー募集や期間限定キャンペーンでは、開始日、締切前、当日など、判断に必要な節目で追加配信します。ただし、毎日同じ案内を繰り返すのではなく、事例・質問回答・締切理由など、読む意味を変えましょう。

登録直後はステップ配信で案内する

登録直後の読者には、自己紹介、特典の受け取り方、次に読む内容を順番に届けるステップ配信が向いています。通常配信とは別に設計すると、短期間に複数通を送っても意図が伝わりやすくなります。

配信が多すぎる・少なすぎるとどうなる?

多すぎる場合

  • 読まないメッセージが増える
  • 通知をうるさいと感じられる
  • ブロックや通知オフにつながる
  • 本当に重要な案内まで埋もれる

少なすぎる場合

  • 登録した理由を忘れられる
  • 誰から届いたLINEか分からなくなる
  • 信頼関係が育つ前に時間が空く
  • 販売案内だけが突然届いた印象になる

「多い・少ない」を感覚だけで決めず、数字を見ながら調整するのが安全です。確認方法はLINE公式アカウントの分析機能の見方で解説しています。

自社に合う配信頻度の決め方

LINE公式アカウントの配信計画を決める画面

1. 配信の目的を1つ決める

読者に知ってもらう、記事を読んでもらう、予約してもらうなど、1通ごとの目的を決めます。目的が複数あると、何が効いたのか判断しにくくなります。

2. 週1回で4週間試す

まず4週間続けると、曜日や内容による差を比較しやすくなります。配信する曜日・時間帯の考え方はLINE公式アカウントを配信する曜日と時間帯も参考にしてください。

3. 開封・クリック・ブロックで見直す

開封されてもクリックされない場合は、頻度より内容や導線に問題があるかもしれません。ブロックが増えた場合は、頻度だけでなく、全員へ同じ内容を送りすぎていないかも確認します。

配信数の上限が気になる方は、LINE公式アカウントのメッセージ通数の数え方もあわせて確認してください。

一斉配信だけでなく、読者に合わせて分ける

週1回でも、興味のない情報が毎週届けばブロックにつながります。アンケート回答、クリックした記事、購入履歴、最終反応日などで読者を分け、必要な人に必要な内容を届けましょう。

たとえば、セミナーに興味がある人には開催案内を、初心者向けの記事を読んだ人には基礎解説を届けます。同じ配信回数でも、自分に関係があると感じられるほど反応は変わります。

まとめ

  • 迷ったら週1回から始める
  • 登録直後はステップ配信、キャンペーンは必要な節目で追加する
  • 開封・クリック・ブロックを毎月比較する
  • 全員へ同じ内容を送らず、興味や行動で分ける

配信頻度を決めても、登録後の案内や申込みまでの導線がつながっていなければ、成果を正しく確認できません。LINE公式アカウント全体の設計を見直したい方は、LINE公式アカウント活用の総合ガイドから順に確認してください。