高単価商品を扱っている人でも
1万円以下の低単価商品を扱う人でも
ただ商品を売って終わりにしていませんか?

ハンバーガー業界でもっとも有名なマクドナルドの
『コストリーダーシップ戦略』
これが実は自分のビジネスにも活用できる。

そんな戦略が隠されているのはご存知でしょうか。

今日は具体例と、
その事例によってどんなことが起きたのか?を
解説。

ただ見るだけじゃなく
デキる人は自分ごとに捉えて
活用していきます。

自分ならどうやってやるか?を
考えながら読んでみてね。


コストリーダーシップ戦略とは

コストリーダーシップ戦略は、
自社の商材やサービスの価格を
競合他社よりも下げることで
市場における優位性を高める戦略のこと。

単に安いだけでは利益にはつながらないため、
いかに価格による優位性を高めつつ
売上増加や利益拡大につなげられるかが重要。

それをうまいことやってるのが
マクドナルドなんですね。

マクドナルドの戦略 具体例

①モバイルオーダーシステム
スマホのアプリを使って商品のオーダー・支払いができるシステムを、マクドナルドはいち早く導入。

日常生活における環境を整備することを
「インフラ整備」と言いますが、

このアプリを使った注文・決済システムが、
今の時代に一歩先行く「インフラ整備」となったわけです。

消耗品やリピート系商品を取り扱う人は
この部分、重要ですよ。

②ハッピーセット
このターゲットは、
一見すると子供のように思えます。

ただ、ここで注目すべきは子供ではなく、
子供を連れてくる親。
集客の入り口は子どもになっているものの、
実は子供を連れてくる親をターゲットとしているのです。

その子供も、やがて大人になります。

ハッピーセットは、子供、親、そして未来の大人をもターゲットにしているということです。

③プレミアムローストコーヒー
マクドナルドには、1杯120円のプレミアムローストコーヒーという商品があります。

何度も無料配布キャンペーンが行われていて、話題になることはもちろんのこと、味を知った人たちをリピーターとして取り込むことにも成功。

特に、主婦や年配の方々がティータイムを楽しむきっかけとなり、ターゲットの幅が広がったと言えます。

たったひとつの商品を取り入れるだけで
ターゲット層が広がるんです。

④クーポン
マクドナルドには無料で使えるクーポンがあります。

単品のものも、セットのものもありますが、最近では、2人用・3人用クーポンも提供。

それを使うことにより顧客は安く買うことができますが、マクドナルドとしては、結果的に顧客単価を上げることに成功しています。


おわりに

表面上は価格を下げて、お得感を売りにしてるように見えますが

実はそうじゃない。

・リピートしたくなるインフラ整備
・ターゲット層の拡大
・効率的に顧客単価を上げる施策

こう考えると、自分のビジネスにも活用できそうですね。